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Hana's Suitcase
 A TRUE STORY
      by Karen Levine

2003年・カナダ最優秀児童文学賞受賞 

第49回青少年読書感想文コンクール課題図書
(『ハンナかばん 〜アウシュビッツからのメッセージ』
   カレン・レビン著 / 石岡史子訳)
Albert Whitman & Company

september, 2003 〜 March, 2004
〜あらすじ〜

2000年春、東京の小さな資料館にアウシュビッツ博物館から小さな鞄が届いた。そこには「ハンナ・ブレイディ」という名前が書かれていた。
この物語は、東京に実在するホロコースト教育資料センターの所長である石岡史子さんと、そこに集まった子どもたちが、展示資料として借り受けた鞄の持ち主を探して活動し、ついにひとつの出会いを生み出すまでの真実の物語である。2000年に東京から始まったハンナを探す旅と、約70年前のチェコスロバキア(当時)で生まれた少女が戦争に巻き込まれていく過程が交互に語られ、最後にひとつの出会いを生みだしていく。70年の時と国境を越えてくりひろげられる悲しみと希望の物語に、人種や宗教を越えて感動をよぶ物語である。
 

〜後日談( ゜∀゜さんのメールから)〜

3月6日(日)(2005年) 新宿区、新宿区平和派遣の会(東京都) 四谷区民センター

天気予報では、今日は雪とか言っていましたが、運よくはずれたようで四谷区民センターでの、石岡さんの「ハンナのかばん」についての講演を聴きにいってきました。

今回の講演は、新宿区で活動している平和運動グループ(新宿区役所など行政の支援も得ているらしい)が、NHKテレビで放映された番組を見て、石岡さんを招いて開催したそうです。
石岡さんの「ホロコースト教育資料センター」は、石岡さんともう一人のスタッフだけという小さなオフィスで、「ハンナのかばん」出版後は、各地の学校などを廻って講演活動に忙しいために、資料センターのほうは残念ながら、閉館状態ということです。また、地元新宿区での講演は意外にも、これが初めてということでした。

私たちは、本を読んでいたので、講演の内容は比較的、すでに知っていることが多かったですが、やはり、生で話を伺うことができ、ハンナのお兄さんジョージ・ブレイディ氏の近況報告のビデオや、実際にセンターに送付されてきた鞄を目の当りにできたことが、何よりの感動でした。
石岡さんは、小学生たちに何度も話をされていることもあり、質問をまじえながら、歴史背景なども含めて、大変わかりやすく説明されており自分の苦労や努力については、あまり触れずに、語っておられましたが私達は本の中で、彼女がハンナをつきとめるまでの大変な苦労を知っているだけに、とても心を打たれました。

一見、戦争とは縁のない、平和と繁栄を享受しているかに見える日本の子供たちにとっても、いじめや差別など、戦争や虐殺につながる心の影の部分は、決して目をそらせてはならないこと、ひとりひとりが自分の問題として、常に考えていかなければならないことを、改めて思いました。
今回、出席できなかった皆様も、
ホロコースト教育資料センター (http://www.ne.jp/asahi/holocaust/tokyo/ )」の無料メルマガを申し込むとイベント案内その他が来るそうです。私も早速、申し込みました。

゜∀゜

Hana’s Suitcase 以前に読んだ本
LOVE or MONEY GOODBYE MR HOLYWOOD DEATH of KAREN SILKWOOD

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